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「悪魔の沼」

2007–06–19 (Tue) 16:46

原題 DEATH TRAP/EATEN ALIVE/STARLIGHT SLAUGHTER/LEGEND OF THE BAYOU/HORROR HOTEL
製作年度 1976年
製作国 アメリカ  
上映時間 90分
監督 トビー・フーパー
脚本 トビー・フーパー 、アルヴィン・L・ファスト 、キム・ヘンケル
音楽 トビー・フーパー 、ウェイン・ベル
出演 ネヴィル・ブランド 、メル・ファーラー 、スチュアート・ホイットマン 、マリリン・バーンズ 、クリスティン・シンクレア 、ウィリアム・フィンレイ 、カイル・リチャーズ 、キャロリン・ジョーンズ 、ロバート・イングランド 、ロバータ・コリンズ



前もどこかで書いたのですが、昔「ビジター(V)」ってテレビシリーズがあったんですょ。
トカゲに似た宇宙人がダミーの人皮を被ってやってくる。
親善を装っているが、実はどんでもない残虐宇宙人だったのだ。

でも、その宇宙人の中にも善い奴もいて。
ある心優しい宇宙人は人間のウェイターと恋に落ちるんですよ。

幼い頃のボクはその心優しい宇宙人が大好きだったんですが…


ニャーーーっんと!!!

なんとこの「悪魔の沼」に出てるではないですか!



…と勝手に興奮してたけど。

このロバート・イングランドさん、割と有名というか活躍してる俳優さんなんですね。
「ゾンゲリア」にも出てるし。
エルム街のフレディも彼って。
あーなるほどね!


で、なんと特典映像が謎にロバート・イングランド半生記みたいなインタビューでしてw
もはや「悪魔の沼」とは関係なし。
コアなロバートファンなら必見の特典となっております。



ゴホン、「悪魔の沼」


とあるモーテルの経営者が沼でクロコダイルを飼っている。
宿泊者を次々に襲い、クロコダイルに喰わせる話。


こりゃセット撮影なのでしょうかね。
夕暮れから夜にかけて暗がりまで、照明で変化させながらリアルタイムな感覚をつくりだしているんですね。
ヒッチコックの「ロープ」みたいな感じ。

この照明によるリアルタイム感が、物語のテンションの起伏になっていて陰鬱さを増しています。
一人目の家出娘が殺されたときから夕暮れの真っ赤な空間になり、そこから夫殺害までを一気にテンション上げて見せる。
そこから妻と娘がジワジワと追い詰められていく様子がほの暗い中で展開していく。
そしてこの照明によるテンションが、殺人鬼の理解不能な感情の起伏と相まってくるのです。

しかも、たくさん、たくさん殺されていくのですが、実は数時間であるという密な出来事っぷりであるのですょ。







猟奇殺人+ワニといういかにもトラッシュ・ムービー臭がプンプンなのですが、“沼のワニ”ってのがアツイんです。
特典によると本来、クロコダイルは水中で獲物を溺死させた後、陸に上がってから食べるそうな。

しかし、「悪魔の沼」でのワニは捕まえた獲物を沼の奥へと引きずり込んでいくわけです。
死体を地中に埋めるでもなく、ワニに水深く沈めてもらう。
もう一つ、殺人鬼は最後に『報い』を受けて沼に沈んでしまう…。


…いや、このプロットってさり気に「Loft」なんですよ。


いわば自分の犯した罪、そして過去を沼に沈めていたら、報いを受けて自分が沈んでしまうという。

ホラーですねぇ。


そして、殺人鬼…とは言いながらも人は殺してない
大鎌で人を襲いながら、みずから息の根を止めることまではしない。
(鎌で刺したときは恐れおののいてる彼なのだが、ワニに喰わせるまでが異常にハイテンションになるw)
この殺人鬼は人を殺すという―本来目的であろうことが目的ではなく、人を過去に葬るという―本来手段であろうこと―が目的なわけです。
ただの快楽殺人じゃぁない。

この倒錯っぷりがシビれます。


悪魔の沼 デラックス・エディション 悪魔の沼 デラックス・エディション
ネヴィル・ブランド (2007/04/20)
デックスエンタテインメント

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