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「街のあかり」

2007–08–18 (Sat) 10:06

原題 LAITAKAUPUNGIN VALOT/LIGHTS IN THE DUSK/LICHTER DER VORSTADT/LES LUMIERES DU FAUBOURG
製作年度 2006年
製作国 フィンランド/ドイツ/フランス
上映時間 78分
監督 アキ・カウリスマキ
脚本 アキ・カウリスマキ
音楽 メルローズ
出演 ヤンネ・フーティアイネン 、マリア・ヤンヴェンヘルミ 、マリア・ヘイスカネン 、イルッカ・コイヴラ 、カティ・オウティネン


カウリスマキの映画、大好きです。

この人の映画ってつまりハードボイルドなんでしょうかねぇ。
酒とタバコと女と男。
そして犯罪と銃。
それだけで映画をつくるという心意気。

ヨーロッパ映画な雰囲気なんだけど、気取った芸術っぽさは全くない。
むしろこの人、アメリカ映画好きなんちゃうかなぁとさえ感じさせる。



「街のあかり」



冴えない警備員がギャングの情婦に騙され、貴金属盗みの罪を着せられてしまう…

コイスティネンの左にスッと視線をそらす仕草が彼の冴えなささとのびたっぷりを一層引き立ててますね。

犬もこの仕草やりますよね。
なんか飼主に心暗いときとか、間に困ってるときとか目ぇそらしません?
とりあえず地面とか足嗅ぐふりしたりとかしてw
(いやフリかどうかは犬本人に聞かないと分からんが)

つまりコイスティネンが、飼主に虐められても主に忠誠を誓う犬のようで。

結婚を約束した情婦に、裏切られていると分かっていても義理を果たし続けようとする。
強盗の罪を着せられても彼女のことを秘密にし、牢獄行きになっちゃう。
挙句、マフィアを殺そうとしたものの逆にフルボッコにされちゃう。


 
とまー、非常に気がめいるようなほど哀しい話な感じですけど、全く画面から悲壮感が漂わない。
コイスティネンがバカ前向きなんですよね。
ひどい目にあってもヒドイ目にあっても、愚痴も悩みも垂れずに静かに動きつづける。
それどころか自分の会社を興すために、職業高校卒業証書一枚で銀行に大金を借りようとする大風呂敷っぷり。


苦境に出会ったら、スッと顔を逸らす。
そして再び向き直ったときには眼が次の行動へと向かってるんですね。

顔を逸らす儀式によって前のめりでいつづけるコイスティネンに痺れるぅ憧れるぅっ!なわけですねぇ。



(070810)
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