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本気の漢

2008–06–19 (Thu) 16:00
「ランボー 最後の戦場」

原題: RAMBO 製作年度: 2008年
監督: シルヴェスター・スタローン 上映時間: 90分


バイト先の
「好きな映画は、アメリカ映画です。」

と言い切ってしまう熱いヤツが、ランボーをエラク絶賛してたので、未だ「ロッキー・ザ・ファイナル」さえ観てない私はドキッとしてしまいまして。

た、確かにえらくヤバい!


スタスタローンバンザイ!


と、一人しかいない劇場で拍手喝さい。



まずもって「最後の戦場」は続編でありつつ、過去作に阿っていないのが漢である。
観客の持つ、かつてのランボーの記憶をくすぐり、懐かしさを想起させるなどという続編が陥りがちなグズグズ感は全く無い。
りっぱな2008年の新作映画になっているのです。

つまるところ、スタスタローンは本気なのです。
“前回の続き”ではなく、“現前する映像”を見せようとする気概にあふれているのです。


本気で“現前する映像”を見せようとしているアクション映画は、もう長い間観てなかったような気がします。
たとえばグリーングラスの畳み掛けるカッティングと手撮りにしても、見せないための手法であるわけで。
もう一度、アルティメイタムの暗殺者との格闘シーンを思い出す。
私達はあの時、本当に闘いを“観た”のか?
観た気にさせられただけじゃないのか?
と、思えてくる。
しかし、ランボーの闘いは(同じく短いカッティングと手撮りであるが)私は“確かに観た!”と断言できてしまう。
冒頭のコブラを捕まえるシーンにしても、カジノ・ロワイアルのハブとマングース決闘シーンがおもちゃになってしまう。

闘いに限らず、ランボーとヒロインの距離感などというものも、近年のクローズアップの寄せ集め映画には見られない感動を促す。
(あの“距離”を感じたのはかろうじて「眉山」以来だろうか。)


ラストのランボーが歩いてきた道が一瞬映るだけで、それだけで涙が流してしまえる瞬間(「刑事ジョン・ブック」にもあったな。)だし、とにかく、細部が丁寧で、所謂“豊か”であり、それが“見せるため”のモチベーションに由来していることが、なりより「最後の戦場」がおもしろい映画になりえた理由であるように思える。


あと、この映画が90分であることは特筆しておくべきでしょう。
90分とは職人の時間です。


もー、コーエン兄弟なんて、ふっとんじゃったぜ。





話題脱線

“細部の丁寧さ”でいえば、「サッド・ヴァケーション」もダメだった。
大局ではいい部分がいくつもありつつも、しかし、人物が歩いたり、走ったり、運転したり、などの動きが欠落していた。
サッドで、彼のこだわる細部ってのはあるのは分かる気はするのだけど、どうもズレている気がしたのはボクだけだろうか…
しかし先日、「蜘蛛の瞳」を観て、あぁなるほど。
と少し理解した気がした。
“彼”は「蜘蛛の瞳」でトラップされて、そこから出れなくなっちゃってんじゃねーかと。
だけど、それにしても「蜘蛛の瞳」でも、たとえば寺島進を拉致る件だけでも“細部の丁寧さ”の大事さは分かると思うんだけどなぁ…
結局、だから“皮肉にも”清と対照的に映っちゃうのよね。
なんというか巧く表現できないけど、アーティストと職人といいますか…違うんだけど…
ま、サッドに関しては、三部作という包括する物語に意識が向きすぎたのかもしれないけれども。

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コメント

>miyu

気に入ったのならなにより。

歌詞いいでしょう、絶望して諦めてるみたいなんだけど、なにか希望も見えるような絶妙っぷり。

そういえば昔、北大戦の前日に鼓舞のため、ロッキーみたね。
ぐだぐだだったけど。

お礼


CDありがとう。
気に入っちゃって,仙台から帰ってからエンドレスで聴いてます(笑)

アメリカの歌,やっと聴きました。
よいですね。
歌詞も調べた。
アメリカのことを言ってるんだろうけどなんだか身につまされました。

記事に関係ないコメントですみません。
ちなみにうちの父はランボーもロッキーも大好きです。
エイドリアーン!

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